入院・外来を通じ今まで認知症治療に携わってきた共和病院が開設する『(認知症対応型)グループホーム 南天』は、認知症を持つ方の医療を受ける権利を推進し、住まいに対する不安を解消することで地域社会に貢献を致します。
『グループホーム 南天』、南天は音が「難転」すなわち「難を転ずる」に通ずることから縁起が良いとされ、お年寄りが転んだ時に寄りかかれるよう難を避ける木としても公園に植えられます。
花言葉は、赤い実は…幸せ/私の愛は増すばかり/よき家庭、白い花は…深い愛/機知に富む/募る愛 です。
ご入居者様、職員が一体となり
①病気の理解,症状との付き合い方を学び
②仲間同士支えあいながら
③地域社会とのつながりを保ち
④将来のケア計画を立て
⑤将来の意思決定の計画を行っていきます。
共和会の理念(優しい医療・楽しい職場)を基に、以下のケア基準 3S・4H(職員の側から見た視点)、及び、スコットランドの認知症ケア基準(利用者の側から見た視点)によりサービスの提供を致します。
『3つのS』 … 「ご本人の視点」,「ご本人主体」,「ご本人の意思尊重」
①認知症をよく理解し
②ご本人主体の介護を行い
③認知症の進行を緩徐化させ
④行動・心理症状の障がい(BPSD)を予防する
職員が心がける『4つのH』
Healthy(元気) Happy(幸せ) Hope(希望) Hospitality(気遣いと思いやり)
『スコットランド認知症ケア基準』
1. 私には、診断を受ける権利がある。
2. 私には、かけがえのない個人として、尊厳と敬意ある処遇を受ける権利がある。
3. 私には、治療やケアやサポートにアクセスする権利がある。
4.私には、可能な限り自立して、地域社会の一員として暮らす権利がある。
5.私には、十分な支援を受け、認知症について教育を受けているケアラーをもつ権利がある。
6.私には、私の願いに配慮したエンド・オブ・ライフ・ケアを受ける権利がある。
当事業所は、介護職員処遇改善加算(Ⅰ)及び介護職員等特定処遇改善加算(Ⅱ)を算定しています。